ふるさと納税は収入によって上限があり、控除が・・・と書き出すと「ここのサイトもか」と思って帰りたくなりますよね。大丈夫です。難しい話は抜きにしてわかりやすく説明します。
ふるさと納税って聞いたことありますよね。多くの人がこの「聞いたことはある」止まりだと思います。私の流れを書きますと、「わかる!」と共感してもらえるように思います。
今日はふるさと納税のことについて正しく理解し、今まで損してた!やらなきゃ大損だ!と感じ、「今すぐにでもやらなきゃ!」という流れになって欲しいと思います。
もくじ
ふるさと納税とは
あなたも少し調べたことがあると思います。「控除が・・・」「上限が・・・」「確定申告が・・・ワンストップ・・・」などなど難しい言葉が並んでいて調べるのを断念しましたか?
私の通ってきた道をご紹介します。
- ふるさと納税がお得って聞いたな(どうやるんだろう?調べてみよう)
- うわー、なんか難しそうだな
- 年内(当時2017年)にやらなきゃいけないのか(面倒くさいな)
- 仕組みが複雑で自分の場合がどれになるかわからない・・・
- いつかやればいいや(今年はやめとこう)
ほら・・・共感していただけますよね。
お得だと聞いたからやってみたいとは思う。でも、調べてみると難しい言葉ばっかりでよくわからないし、人それぞれ寄付出来る上限額も違うから、自分がどれに当てはまるかもわからない。
しかも知らずに上限を超えて寄付してしまったら逆に大損する。
そう思ったら、やっぱり「今年はいいや」と思ってしまいますよね。
ふるとさと納税とは・・・まず簡単に言いますと、絶対にやらなきゃ大損の素晴らしい制度です。そして知ってしまえば大して難しくもなく、やり方は非常に簡単な制度です。
そう、難しいのは言葉だけ。複雑なのは見た目だけ!
今日は難しい、面倒だという概念を取り除いていって下さい。
ふるさと納税をする意味
まずはふるさと納税の意味を知る必要がありますね。
なぜ皆がふるさと納税をするのかを知り、自分もやりたいと思うかどうか判断しましょう。
- ふるさと納税をすると2000円は自己負担になる
- 32000円のふるさと納税をすると3万円税金が安くなる(所得税3000円、住民税27000円)
- 寄付(ふるさと納税)した32000円に対する返礼品がもらえる(その地方の特産品が多く、寄付金額の約3割くらいまでの品)
こんなところですね。もっと簡単に言ってしまえば、ふるさと納税をしたら、全額(収入ごとに上限あり)税金が安くなったり還付されて、なおかつ3割くらいのお礼の品がもらえるということです。
サラリーマンで年収500万円の共働き世帯を例に見てみましょう。※合わせて年収500万円ではなく、自分の年収が500万円という意味です
- 上限の目安は61000円
- 61000円のふるさと納税をする
- 59000円税金が安くなる(5900円の所得税が還付され、翌年の住民税が53100円安くなる)
- 約18000円相当の特産品がもらえる(お肉やお米、家電などが人気)
ちなみに夫婦ともに年収500万円であれば、2人とも同じようにふるさと納税が出来ますので、あわせて12万円ほどの寄付が出来、税金がそのまま安くなり、36000円くらいの返礼品がもらえます。
これはお得ですよね。
ちなみに日本は累進課税制度なので、年収が多くなれば多くなるほど上限が一気に拡大されていくことになりますので、年収が高い人はやらないと超大損することになります。
なぜ皆がふるさと納税をするのかわかっていただけると思います。
ふるさと納税のやり方とは
ふるさと納税がお得なことはわかった・・・わかったよ・・・でも!
そう、やり方が面倒なら嫌なんですよね。
上の流れを見ても「上限額」というのが出てきてるし、調べるのも面倒・・・そう思っていますよね。またそうやって今年もパスになってしまうのか・・・
大丈夫です!
私も同じ道を通っているのですから。上の年収500万円の人の上限だって、ふるさと納税専門サイトで「5000000」という数字を打ち込んだだけで勝手に計算してくれたものです。
今は全てふるさと納税専門サイトが計算してくれますし、納税のやり方も非常に簡単です。
- ふるさと納税サイトに登録する
- ふるさと納税サイトで上限を調べる
- 返礼品を調べる(欲しいカテゴリーを見たり、キーワードで検索する)
- 欲しい返礼品を見つけたら自分の上限内かチェックする
- 問題なければ「寄付を申し込む」ボタンを押す
- クレジットカード決済して完了
- 数週間以内に寄付証明書と返礼品が自宅に届く
これだけです。ハッキリ言って超簡単です。
「やろう!」と決めたら30分以内に全て終わると思います。
要は気持ちだけなのです。
私もいざやってみたら、「こんなに簡単なら昨年本当にもったいないことをしたんだね」と妻と話したくらいです。
ふるさと納税サイトとは
ふるさと納税をするための専門サイトがあります。
まぁ色々調べたり考えたりするよりも、ここに登録してしまえばあとは流れのままで全て出来てしまうようなものです。難しいことは一切ありませんでした。
ちなみにこのふるさと納税サイトというのはいくつも種類があります。
どこからふるさと納税をしても同じというわけではなく、サイトによって取り扱っている返礼品も違えば、アマゾンギフト券などのキャッシュバックがあるところもあります。
どんな返礼品が欲しいかによって登録すべきサイトが違ってきます。
例えば米やお肉などの返礼品が目当てであれば、正直どこに登録してもそこまで遜色ありませんし、自分が使いやすいと思ったところを使っていいと思います。
しかし、アイロンや炊飯器、パソコンなどの家電製品なども扱っているサイトもあるので、そういう家電や日常雑貨のようなものを欲しい人はふるなびが断然オススメです。
ふるなびでは、家電製品がとても多く取り扱われているので、我が家でもアイロンやパソコン、ミシンをもらいました。ホームベーカリーも取り扱っていたので、少し検討しました。
しかも納税額の1%以上(キャンペーンで増額しているものもアリ)のアマゾンギフト券がキャッシュバックされ、もちろんクレジットカードにポイントもつくのですから言うことありません。
さとふるはよくテレビCMをしていたので、登録して中を見ましたが、やはり私と妻の感覚で言えばふるなびダントツ!といったところです。
モノによってサイトを使い分ければいいのでは?という意見もあるかと思いますが、細かいものをいくつも欲しい場合はオススメ出来ません。1つのサイトで全部納税がベストです。
ふるなびなら、その年の総納税額が一発で表示出来ます。
「あといくら納税出来るかな?」という時の目安が簡単にわかるのです。
複数サイトで納税をしていると、いちいち全てのサイトで確認しなければなりませんからね。
ふるさと納税は国民の権利
ふるさと納税は、住宅ローン控除やすまい給付金と同じく、国民全員が持つ権利です。
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お役所さんはこういう素敵な制度を進んで教えてくれることはありません。
残念ながら自分たちに有利な制度はしれっとそこに置いてあるだけなので、自分で調べて自分できちんと使い、自分で申請するしか使う方法がないのです。
ふるさと納税ももちろん、納税するだけでなく確定申告をする必要があるわけですが、ふるなびで納税したものは全て履歴に残りますので、送られてくる納税証明書と照らし合わせて簡単に確認出来ます。
そしてきちんと申告すれば、めでたく2000円の自己負担で多くの名産品をもらうことが出来るわけですね。
昨年、やるべきとは思いつつも重い腰が上がらなかった私ですが、やらなきゃ損ではなく、大損と思い、実際に今年は動きました。そして動いてしまえばとても簡単なことだと気付いたわけです。
少しでもふるさと納税に興味があったり、迷っている人は1回・・・たった1回だけでいいので少し頑張ってみましょう。悩んでいたのがばかばかしくなるくらい簡単ですから。
ふるなびへの登録が私は断然オススメですが、他も自分も目で調べてみたいという方は色々と見に行ってみて下さい。見るだけでも面白いですし、まずは楽しむことが大事ですから。
2018年の収入に応じたふるさと納税は2018年内であればいつでも出来ます。
駆け込みギリギリでも年内であれば2018年の納税が出来ますので頑張ってみましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。ふるさと納税ってめんどくさそうという意見は昨年までの私を含め非常に多いと思います。だからと言って利用しなければ、自分の権利を放棄し続けることになります。
今後も続くものですから是非この機会に試してみて下さい。