今回は立地面に関してですね。職場からの距離というのは相当大きなテーマだと思います。高校生の頃も満員電車を見て色々考えていた部分があります。
この機会に通勤時間の大切さなども踏まえて見ていきたいと思います。
もくじ
通勤時間も大切な人生の余命期間
大げさですか?いいえ、断じて、絶対に大げさな表現ではありません。
人間は生まれた瞬間から死へのカウントダウンが始まっているのです。誰一人例外なく。そしてそのカウントダウンによって減っていくのは余命期間です。
ある人間が2時間趣味に没頭するのも、通勤時間で2時間満員電車に揺られるのも、同じ2時間であり、人生の、「余命時間」の使い方という意味では変わりません。
それなら、2時間、自分の趣味に没頭出来た方が有意義であることは言うまでもありません。
しかも、通勤時間は毎日のことです。当然帰宅時間も同じですね。
恐ろしい計算をしてみましょうか。
- 年間の通勤日数を約240日とします
- 通勤時間が2時間の人と30分の人で比べる
- 通勤時間が2時間の人は往復4時間
- 通勤時間が30分の人は往復1時間
- 1日あたりの差は3時間
- 年間の差は720時間
- 日にちにすると丸々30日間差
どうですか?これ。同じ人間なのに・・・1年間で1ヶ月も時間に差が出るんです。
これを40年間続けたら1200日・・・この40年を過ごした時、通勤時間が短い方は、同じ人間なのに3年以上も多く生きられるのと同じ価値があるわけです。
逆に言えば、通勤時間2時間の方だと、30分の人と比べて3年間も自分の素晴らしい人生時間が少なくなってしまうということになります。
恐ろしい!恐ろし過ぎます。
「うるさい!家族のためにそうするしかなかったんだから仕方ないだろ!黙ってろ!」
と言われてしまえばそれまでですがね。
私は何も通勤時間2時間の人を全否定するつもりで書いているわけではありません。
あくまでこれが事実なので、ありのままを書いてみただけです。
そして、私自身にはとてもじゃないけど無理だ、と思っただけのことです。
仮にその2時間で有意義な時間が過ごせればいいのですが、もしそれが満員電車でおしくらまんじゅうだとすれば、それは単なる耐える2時間に他なりません。
そこまでして職場まで2時間のマイホームを買える根性は私にはありません。
通勤時間で何が出来るか
ここも重要ポイントですね。これは使う路線や、通勤の時間帯にも左右されると思います。
上記のように2時間の通勤時間だとしても、自分の好きな携帯ゲームが出来るくらい空いていたり、座れてパソコンで自分の好きな作業が出来る。
こういうことであれば、自分の人生の使い方としては十分良いものだと思います。
ちなみに今の私の通勤時間は、電車であれば10分前後、自転車を使うのであれば30分前後です。自転車を使う場合は、ダイエットの意味合いも持たせています。
もちろん、もう少しくらい遠くなる覚悟はありますが、やはり電車で30分以上かかるような立地のマイホームは絶対!断固拒否のつもりです。
さりげない部分部分で人生の残り時間を大切にしていきたいと思ってしまうからです。
高校通学時間で思ったこと
私は都内ではそこそこ有名な私立高校へ進学しました。遠かったので、電車で1時間以上かかっていました。
ですが、私が乗る駅より前からすでに乗っていて、私が降りてもまだ降りないというサラリーマンの方がたくさんいました。ずっと立ちっぱなしです。
私は乗り物酔いをしやすいタイプですが、電車で酔うことは基本的にありません。
しかし、夏場などはおじさん臭、いわゆる加齢臭やらポマード臭?整髪料の感じのやつです。その臭いが充満して気持ち悪くなり途中下車したことがあります。
こんな通学耐えられない!ということで、早々と通学ルートを変えました。
JR線だけでなく、始発の私鉄を乗り継ぐ形で、座れるようになったり、帰りの電車がガラガラになったりと素晴らしい対策が出来ました。
これにより、通学によるストレスは皆無になり、学校がより楽しくなりました。
このように、通学の方法1つで、日々の感じ方そのものも大きく変わります。
ですから、余計なお世話でしょうけど、私より前に乗っていて、どこまで通勤するかはわからないけど、まだ降りられないサラリーマンのあの方々。
あれから20年も経ちましたが、この20年間も毎朝同じように出勤していたのだろうか?と考えると本当にもっと他の方法はなかったのか、と考えてしまいます。
本当に余計なお世話ですよね、すみません。
電車で出来ることは限られる
思い付くことを挙げてみます。
- 音楽を聴く
- スマホゲームをする
- 小説を読む
- パソコンで作業をする(座れたら)
- 妄想にふける
こんなところでしょうか。音楽を聴くにしても、スマホゲームをするにしても、小説を読むにしても、もしこの電車での通勤という時間がなかったらどうですか?
それでもそれに時間を使うものですか?
普段から「電車でしか出来ないこと」を溜めておき、時々そうやって消化している人とはワケが違います。
毎日電車に乗るから、何かやることを見つけるしかなく、それらが選ばれた。
そういうことではないでしょうか。やはり・・・通勤時間は短く出来なきゃマイホームを買う意味は半減してしまうと思います。
家族のためと言えば聞こえはいいけど、自分だって家族の一員です。家族のためにお父さんが犠牲になるようなマイホームを家族は望んでないと思いますからね。
通勤時間だけでなく、コンビニやスーパーまでの所要時間も同じです。5分、10分の違いでも、毎日となると1年間で大きく違ってくるわけですからね!
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最後に
通勤時間が長い人をディスっているかのような表現が含まれてしまっていることをお詫びします。これしか表現方法が思い浮かばなかったのです。
これから色々とマイホームの条件を選べる人は、やはりそういったことも踏まえて考えていくべきだろうと思います。
私自身は通勤時間30分以内というのは常に頭にあるので、第一条件として設定します。
そんな私は住宅ローンさえ組めるかわからないしょぼしょぼデイトレーダーです。
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いつか良い家が欲しいなぁ・・・。