「家が欲しいね」という妻の言葉を発端ににわかに動き出した我が家のマイホーム計画ですが、壁は高く何枚も連なっていることくらいわかっているつもりでした。
熱しやすく冷めやすい夫婦ですので、家熱が冷めるのが先か、家を買えるのが先か。
少しでも熱を逃がさぬためにもこのサイトに家探し記録や思ったことを今後も書き続けていきたいと思います。
今回は仕事の収入推移と、自宅近辺に出来た新築一戸建ての価格推移について書きます。
もくじ
株デイトレード利益は順調に推移
1月は70万という利益が出たわけですが、実は2月、3月とともに100万円を超える利益が出せました。
いやはや・・・思いましたね!
「こりゃ、楽勝だ」
まぁ当たり前ですよね。前回は大雑把な計算でしたが、私の生活費を詳しく全部ぶちまけましょう。
- 塾の維持費10万
- 家の家賃や駐車場、光熱費と携帯で13万
- 国民健康保険と国民年金を月割り2人分で5万
- 食費7万
- その他経費の月割り2万程度
これが完全な固定費になります。あくまで最低ラインなので、ここに幼稚園代とか服代とか日用品も入ってくるわけですから、普通に考えればあと3万くらいは毎月かかります。
ゆえに40万ですね。
100万の収入があれば手取り80万です。40万の支出があるとは言え、塾で10~20万くらいの収入になります。
低く見積もって10万だとしても、月々50万は貯金に回る計算ですよね。
ってことは1年で600万・・・うん、今900万弱だから4年もすればいけるな!
なーんて思っちゃったんですよね。バカあほドジ間抜けでした(笑)
高収入は続かない
調子に乗った私には天誅が待っていました。
3月122万勝った翌日の4月1日、落雷がきました。20万負け。それで終われれば良かったものの、1日置いて40万負けもしてしまいました。
たった2日で60万も負けたのです。
その月は結局プラスに出来ましたが、そこから先も、5月は30万ちょっとしか勝てませんでした。
こんなんじゃ貯金に回らない!
そうなんですよ。とてもじゃないけど貯金が出来ない。困りました。
しかしここで6月は90万オーバーの利益、7月は60万の利益が出せました。
こうなると、少しずつでも貯金は増えます。
本気でデイトレードを長く続けた経験もそこまでなかったため、自分の収入の平均値がなかなか見つけられないでいました。
また、7月下旬からは夏期講習がありますので、株、デイトレードが出来るのは朝の1時間程度です。
そうなると、塾の収入は増えるものの、デイトレ収益が伸びないジレンマシーズンになりました。
一軒家の価格推移を見る
自宅は3階建てマンションの3階なのですが、駅から2~3分ととても良い立地です。
実はここから徒歩1分圏内に、4LDKのとても魅力的な一軒家が2棟出来ました。
完成前から「いいなぁ~」と思っていました。
そして完成が近付くと、当然家探しのサイトに載ってくるわけですね。
「見つけた!」
妻が言います。
「いくら!?」
私は聞きます。
「いくらだと思う?」
「3980万くらい?」
「ぶー、4180万」
「ガーン・・・」
たけえ!高いですわ。確かに駅から近いけど、ここの駅は決して便利な位置ではないのです。
それが4180万ですって?高いよ・・・。
確かに3980万?とは聞いたけど、かなり高く見積もったつもりでした。
すでに土地高騰の余波がこんなとこまできているのではないか・・・と思いました。
一軒家価格の変動は早い
私としては4180万円では売れない!という自信がありました。
自分の住んでいる地域をディスるのもどうかと思いますが、ここは決して便利ではありません。
マクドナルドさえありません(笑)
当然モスバーガーだってファーストキッチンだってケンタッキーだってありません(笑)
それなのに4180万はさすがに・・・。
そう思って毎週のように価格を見ていました。すると、たった2週間で3980万円に値下がりしていました。
「ほら見たことか!」
なぜか自信満々に今後さらに値下がりするぞ、と言いました。
すると2週間ごとに本当に値下がりしていきました。
不動産業界では、建物完成から1年が経過すると「新築」というブランドが使えなくなるそうですね。そのため、出来るだけ早く売ってしまい、次を作りたいようです。
確かに売れなければ売れないだけ、広告掲載料や、現地販売スタッフの人件費もかかりますからね。
さらなる値下げ!?
3780万・・・つまり完成から1か月で400万もの値下がりが起こったのです。
これは絶対に覚えておくべきことでしょう。
だって、完成から1か月で1割引ですよ?よほど「ここしかない!絶対誰にも渡さない!」という場合は飛び付いても仕方ないでしょう。
しかしそこまでではないのなら、最低でも1か月は待つべきだという良いサンプルになりました。
なぜ、1か月なのか。
その2週間後にも実は値下げがあったのですが、3680万でした。
ここまでは200万の値下がりだったものの、100万の値下がりだったのです。
不動産側も、ここら辺が元々の狙いというか落としどころと思っていたのかも知れませんね。そして2棟あったうちの1棟はここで掲載が打ち切られました。
恐らく売れたのでしょう。残る1棟もすぐに3680万から3780万に値上げです。
うまいですね。
残り1つになったという焦りを誘発し、加えて値上げをすることにより
「これより下は今のところないよ」
という意識を同時に投げかけてきています。
これは本当に株とよく似ていて、価格変動は時に読みやすく、少しのきっかけで大きな変動を起こすので予想外の動きもしやすいです。
結局3780万円のまま、その1棟も早い段階で売れていました。
う~ん・・・新築価格変動!難しいです。
もちろん、その物件がいくらになったところで私は絶対買えなかったわけですが、価格変動をリアルタイムに見るという言いでは非常に非常に貴重な体験をすることが出来ました。
もし、絶対に欲しいと思っていたとしても私は3680万円で手を出すことは出来なかったと思います。
あのペースで値下げされたら3180万くらいまでは誰も手を出さないのでは?と思ってしまっていたからです。
いやはや、本当に難しいと思いました。
まとめ
マイホーム購入は本当に1つの大きなRPGというつもりで考えています。マイホーム購入というラスボスを倒すために(表現悪いかな)、日々価格などを調査して経験値を増やすのです。
そして色々な価格変動や土地調査をしてレベルアップしていきます。現時点ではこのくらいのレベルでしょうか。
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今後もその経験と私のデイトレーダーとしての収入などをどんどん更新していきたいと思います。