恐らくこの心配事は私だけでなく、かなり多くの方が迷う点かと思います。マイホームが注文住宅である場合は、土地を先に購入し、建設業者さんに家を建ててもらうことになりますね。
リフォームの時は住んでいる自宅に業者さんが来てくれることになります。
そんな時、お昼時やおやつ時などにお茶などを出すべきなのだろうか。それとも出さなくていいのか・・・トイレはどうすればいいのかなど気になってしまうことと思います。
私の経験を踏まえてお話します。
もくじ
実家のリフォーム時のこと
私の実家では、私が小さい頃、リフォームを行いました。
私の実家は2階、3階が住居で、1階ではお店を営んでいました。それもあり、業者さんたちはお店のトイレを利用していました。また、母や祖母がよくお茶出しをしていました。
小学生だった私はその光景をたびたび目撃しています。
学校から帰ってくるのが15時前後になる時などは、業者さんたちがパイプ椅子に座って集まって、我が家のお盆に載せた我が家のコップや食器でお茶を飲んだり、お茶菓子を食べたりして談笑しているところを見ました。
全く不思議な光景ではなく、自然なことだと思っていました。
こちらはお金を出すものの、「お願いする」立場ですし、何より大切な家をお願いしているわけですから、業者さんたちに気分良く働いてもらいたいという気持ちがありますよね。
業者さんたちも、気を遣わせたくないと思いつつも、親切にされて嫌な気持ちにはなりません。
そういう意味ではとても理にかなった制度だと今でも思います。
私の外構工事の経験
私の場合は、家はすでにあり、住んでいるところに庭を造ってもらうための外構工事をお願いしました。少なければ1人での作業で、多くても3人までの作業でしたので規模は小さいです。
結論から言いますと、お茶というか、ペットボトルに入った飲み物をときどきお渡ししていました。もちろんお茶の時もあれば、炭酸飲料、缶のブラックコーヒーなど様々です。
〇時に必ず渡すというものはなく、タイミングが合えばという感じでした。
面白いところでは、家族でグルメイベントに行った際、名物餃子があったので、職人さんもお子さんがもう少しで生まれるというのを聞いていたし、「奥さんとどうぞ」と餃子を渡しました(笑)
ただ、それ以外は食べ物を渡したことはありませんでした。
ちなみにトイレも1回も貸してと言われていませんし、貸しませんでした。
近くに公園やコンビニがあるので、そこで借りていたようです。
その後、子どもと公園に行ったりした際、よく色んな職人さんがトイレに来るのを見て、「あぁ、こういうことか」とすごく納得しました。今は皆そうしているんだなと思いました。
業者さんと事前に話しておこう
私が出さなかったからと言って心配事が解消されるわけではないと思います。
人は人、自分は自分ですものね。
私のオススメは、事前にきちんと業者さんと話しておくことです。
直接現場作業の会社と契約する場合でも、契約で話すのは事務の人でしょうし、現場の人とは違うはずです。間に仲介業者が挟まっているケースもかなり多いと思います。
つまり作業をする本人といきなり話すわけではないので、遠慮なく「トイレは?お茶出しはした方がいい?」と聞いてみましょう。
まぁ、そう聞いた時に「貸してくれ、出してくれ」とはなかなか言ってこないとは思いますが、「お任せします」とか、「心配しなくて大丈夫です」という言葉はもらえるでしょう。
お茶出しに関してはお任せでもいいですが、トイレに関してはきちんと聞いて下さい。
近くに公園やコンビニが必ずあるわけではないでしょう。
その場合、出来たら貸して欲しいと思っているかも知れません。でも、あなたが貸したくないと思っているのなら、これは事前に絶対に話しておいた方がいいです。
自宅のリフォームを請け負ってくれた人が、工事初日に「ピンポーン」と来て、「トイレ貸してもらえませんか?」といきなり聞いてきて、断れる自信がありますか?
その自信がないから心配して、今この記事を読んでいるわけですよね。
こういうのは事前にきちんと話しておくことで、お互いが気持ちよく事を運べるようになります。
必ず話し合いの時に確認しておきましょう。
建売住宅の新築工事の場合は気軽に仮設トイレを設置するケースが多いですが、すでに土地の所有者が決まっている注文住宅だと、なかなか仮設トイレも作らないことが多いそうです。
そういう話も事前に話すことで心配事はお互いに解消出来るでしょう。
業者さんと信頼関係を築こう
トイレやお茶出しのことを気にしていると、話をし過ぎたり仲良くしてしまうことで、貸さなきゃいけないのかな?とかお茶出すべきなのかな?というようになってきてしまいます。
そういう心配で業者さんとなかなか話せないでいる人も少しはいるでしょう。
その心配は前述のように、事前の話し合いで解消です。
そして業者さんとはきちんと挨拶し(人見知りでもここは頑張りましょう)、よく話し、タイミングが合えばペットボトルや缶ジュースのように食器を回収しなくて済むものを渡したりして信頼関係を築いていきましょう。
自分たちの大切な家を任せているわけですからね。
工事が進んでいくと、必ずこういうことが出てきます。
「あれ?こうして欲しいって頼んだけど、これで本当に平気なのかな?なんか違わない?」
こういう心配事です。そんな時に、全然話をしていなければなかなか聞くに聞けませんよね。
そして出来上がりを見て、「違う!」となったらそこからが大変になります。
きちんと挨拶や会話をしていれば、おかしくないかな?と思ったその時にきちんと聞けます。業者さんの勘違いであればそこで修正していくことが出来るわけですからね。
大切な家のリフォームが・・・大切な家の庭が希望と違う方向に進んでいるかも知れないのに、なかなかその相談を切り出せないとなれば、それもトイレの悩みと同等にストレスになります。
確かに人見知りであったり、人と話すのがなかなか得意でない人も多いです。
わかります、すごいわかります。
私も、私の妻も必要がなければ他人と深く話す必要はないと思うタイプです。
しかしここは必要がある時です。
ここ一番、勇気を出して業者さんとの信頼関係が築けるように頑張りましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。リフォームとなれば1~2か月、新築となれば数か月~半年くらいは業者さんとお付き合いしていくことになるでしょう。
その間に余計な心配をしなくて済むよう、事前の話し合いや、業者さんとの信頼関係構築など、一時の勇気が出せるよう自分自身を奮い立たせて頑張ってみて下さい。
参考になる部分が少しでもありましたら、是非他の記事にも目を通してみて下さい。
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