マイホーム購入前のお話ですが、1つ前の記事を書いていた時、どうしてもこの経験を書いておきたくなったのでそのままの流れで書いていきたいと思います。
1つ前の記事とはコチラになります。
ロフト・屋根裏部屋で寝るのは危険|エアコンの設置位置を間違えるな
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タイトルの通り金縛りのお話ですので、苦手な方はスルー推奨です。
もくじ
私自身の環境について
今回のことを書くには少し私自身の環境について書く必要があります。
私の実家は核家族ではなく、祖母を含めた6人家族でした。両親、兄弟ともにずっと元気でしたし、祖母は何度か大病で入院することはあったもののずっと健在でした。
しかし2016年に祖母が大病を患い、入院することになりました。
この時、私の中では今までと違い何かが変わってしまうという恐怖が芽生えました。
過去にも同じように母方の祖母が大病を患い、入院したことがありました。若かった私はお見舞いに一度しか行かなかったと記憶しています。
とても可愛がってもらいましたし、大好きな祖母でした。
それなのにたった一度しかお見舞いに行かなかった。
本当にひどい孫です。今でもすごく後悔しています。
2016年、同じ後悔だけはしないと誓いました。
毎週子どもと実家へ
祖母は程なくして退院しましたが、病気が治っての退院ではありません。
祖母はひ孫を大変可愛がってくれていましたので、まだ1歳半の子を連れて毎週実家に遊びに行くようにしました。ひ孫の顔を見て毎週とっても笑顔になってくれました。
ベランダでプールに入るところも見てくれました。
部屋で一緒に遊んでくれました。
ハイタッチもして遊んでいました。
リハビリでベランダを歩く際、手をつないで一緒に歩いたりもしました。
子どもは曾祖母にアンパンマンの踊りを見せようと練習しました。
その踊りを見てたくさん笑顔で拍手をしてくれました。
再び入院へ
とてもありがたいことに1年以上もの間、平穏に時が流れました。
しかし2017年の夏の終わり頃、体調が芳しくなく再び入院となりました。
少し遠かったのですが、毎週必ず子どもとともにお見舞いに行き、子どもは必ずアンパンマンの踊りを見せていました。
毎週弱っていくように見えましたが、ひ孫を見ると元気になり、病院は飽きたと愚痴をこぼしていました。最後の最後までひ孫が来れば目を開けて楽しく話してくれました。
2人目が生まれることも知って「おめでとう」と言ってくれました。
本当に大好きな祖母でしたし、今度こそ後悔しないという思いも強く、毎週通えたことを本当に良かったと思っています。
素敵な金縛り
本題ですね。
2017年12月に祖母は他界しました。
実はこの前日、妻と喧嘩をして、妻が子どもと実家に帰ってしまっていたのです。
そんな大きな喧嘩というわけではなく、そろそろ1回実家に顔を出したいと思っていたので、良いきっかけということで行った感じでした。
そして妻と子どもが家にいない中でその知らせを受けました。
こればかりは仕方ないので私一人で会いに行きました。
そしてその夜、まぁ一人で寝ることになりますよね。
すると、夜中に金縛りのように動けないことに気付きました。
なんとかして動こうとするものの、どうしても動けず、背中にすごい何かの気配を感じるのです。意識はものすごくハッキリしていたので、「おばあちゃん?」と聞こうとしました。
でも声も出ませんでした。
動けないことで恐怖とイライラの両方の感情が出てきました。
おばあちゃんならこんなことしない!っと思って「寝てんの!!!」と全力で強く叫ぼうとしたら、その叫びとともに金縛りが一気に解けました。
冒頭に張った記事のものは、ロフトが近いゆえの圧迫感による金縛りである可能性が高いと今でも思っていますし、霊的なものはあまり信じないタチです。
しかし10年間住んでいた部屋で1回もなかった金縛りがこのタイミング。
まぁもはや否定出来る要素は何もないと観念しました。
ひ孫に会いたかったか
こういったものというのは、それぞれ考え方があるからわからないものですが、調べてみたら死後24時間は現世でどうのこうのという記事も見ました。
ふむ・・・
もしもひ孫に会いに来て、いないから私に「どこ?」と聞いていたとすると・・・。
むむぅ・・・最後の最後に少し心残りを作ってしまいました。
もし本当にそうだったとしたら申し訳ないことをしたと思います。だって「寝てんの!!!」と強く怒鳴って振り払ってしまったのですから。
もちろんその後のお葬式でアンパンマン踊りを見せたり、今でも2週に1回くらいの頻度では実家に行き、お線香をあげているので、おばあちゃん孝行は続けています。
それにしても、あのタイミングであの金縛り。
今になって考えると、嬉しいものですね。
まとめ
今回のお話はマイホーム探しを本格的に始める前のことです。出来ることならもう1年早くお金に余裕が持てて、祖母のために実家のお風呂のリフォームをしてあげたかったと思っています。
色んな後悔は残したくないからこそ、今は両親のために実家のお風呂をリフォームしたいと考えているのですが、なかなか首を縦に振ってくれません。
今回の記事はちょっと涙なしに書けませんでしたが、書いて良かったです。
いつまでも思い出は色褪せないものです。
自分たちの夢のマイホームでたくさんの思い出を作っていきたいですね。
夢のマイホーム購入の決意
前回、建売住宅の内覧を経て、ついに夢のマイホーム購入の決意をしました。その物件とは・・・そうです。もちろんあの中古一戸建て物件になります。注文住宅の魅力は大きいです。 さらに庭が荒れ地ということもあり ...
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