家庭菜園、素敵な響きです。私の育った実家は一戸建てで、ベランダはありましたがコンクリートで出来たものであり、直に何かを植えるということは出来ませんでした。
母も祖母も植木の世話が好きで鉢やプランターでは絶えず色んな植物が育てられていました。
祖母が育てていたミニトマトがものすごい鈴なりになっていたのを覚えています。
また、ベランダのコンクリートに根付いたさくらが咲くという奇跡も見ました。
もくじ
庭付き一戸建てなら家庭菜園を楽しみたい
完全に願望なわけですが、家庭菜園というのは非常に楽しいものです。
どんな家でも、マンションでもプランターで栽培という手段はあるわけですが、私はマンションでのプランター栽培に少し懲りています。もちろん楽しむことは出来たのですが・・・。
数年前にマンションのベランダに置いたプランターで、数種類の野菜を育てました。
- ミニトマト
- オクラ
- えだまめ
- ブロッコリー
- ほうれん草
ミニトマトは苗から育て、以外は全て種から育てました。
その時の経験から、やはり庭付き一戸建てで家庭菜園をしてみたい!と強く思いました。
ベランダ菜園をプランターでした結果
まず、ほうれん草は双葉が出てから本葉が出ることなく枯れてしまいました。今思うと植える時期も間違っていたのかも知れません。
次にブロッコリーですが、これはつぼみを食べるというのを知らず、開花させてしまったんですね。それだけなら「無知だから」で済むのですが、そうなったのにも理由があります。
つぼみの段階で見た目がきちんとブロッコリーであれば、それを食べるんだと気付いたはずなんです。それに気付かないほど小さいつぼみであり、株の成長が悪かったのです。
やはりプランターでは・・・の前にこれも植える時期が違ったかも知れません。
結果から書くと、ミニトマト、オクラ、えだまめはきちんと収穫が出来ました。
しかし・・・
ネットで調べながら育てていたのですが、オクラは背が高くなるものの、茎が太いため支柱の必要はなく、えだまめはそもそも上に長くは伸びないため支柱はいらないとのこと。
しかし我が家のオクラはヒョロヒョロとしていて茎は細く、ベランダに吹き込む弱い風でも倒れてしまいそうでした。そのため途中で支柱を立てることにしました。
もっとひどかったのはえだまめです。
上に伸びないと書いてあったのに、ものすごく上まで伸びていきました。それも、アサガオじゃないかという感じにつるが伸びていくのです。もちろん細いものが。
仕方なく支柱を立てたのですが、やはりアサガオのようでした。
後で調べてみると、日の光が当たらないと、日光を求めて上にばかり伸びる「徒長」という現象が起こってしまうそうで、この時は枝豆にしてもオクラにしてもそうなってしまったのだと思います。
こういう経緯もあって、ベランダ菜園やプランター菜園ではなく、きちんとした地植えの家庭菜園をしてみたいと思うようになったのです。
子どもの頃の家庭菜園の記憶
前述のように、私の実家ではベランダがコンクリートだったので、地植えによる家庭菜園は出来ませんでした。しかし思い返すと色んな植物がプランターでよく育っていました。
地植えをするかどうかより、日照時間が一番重要になりそうですね。
そんな私の実家では、家から徒歩5~6分の場所に、市で貸し出している家庭菜園を借りていました。1人1口の申し込みで、1家族1区画までの利用だったと思います。
大きな畑を多くの家族で分割して使う形式のレンタル家庭菜園ですね。
そこまで広い区画ではありませんが、狭くもなく家族で気軽に楽しむにはベストな大きさだったように思います。そこでは様々な思い出があり、今でも多くを思い出すことが出来ます。
まずは、幼稚園の頃に友達が畑の作物に石を投げたことに腹を立て、その友達に石を投げて頭に当ててしまったのです。母がその友達の家に電話をして謝っていたのを覚えています。
失敗エピソードとしては、すいかや、小玉スイカを育てている時、ある程度大きくなってきたのを見て、なぜか夏休みのラジオ体操の帰りに全部を収穫してしまったのです。
当然中はまだ真っ白でした・・・母たちがガッカリしていたのを覚えています。
自分としては、叩いてみてポンポンといい音がした気がして、次から次へと叩くとみんな同じような音がしたので、全部収穫したという経緯だったのをよく覚えています。
そういう経験から、今でもスイカを育てることにとても強い執着と執念を持っています。
また、間引きをする際に、「かわいそうだから」と大きい方を抜いて小さい方の味方をしてあげたこともあるそうです・・・とんでもない間引きの仕方ですよね(笑)
家庭菜園の魅力
良い方の経験で言えば、とうもろこしやにんじんなどがきちんと出来ました。
ナスやピーマンも大きく育ちましたね。
やはりこういった野菜たちを自然のまま育て、無農薬のおいしい採れたてが食べられるというのは家庭菜園最大の魅力であり、これは他に代えがたいものだと思います。
きちんとした畑でこういった家庭菜園がやれれば一番いいのですが、なかなか思うようにはいかないと思います。そう簡単に庭付き一戸建てと出会えるわけでもありません。
また、仮に庭付き一戸建てがあったとしても、その庭というスペース、空間をどのように使うかは家族会議で決定されることでしょうからね。家庭菜園の意見が通るとは限りません。
ただ、日当たりさえ良ければベランダや玄関先などでプランター菜園を楽しむのも今ではアリかと思っています。やはり日が当たれば「徒長」というのはしないで済むように思うからです。
やはり徒長のえだまめやオクラは・・・しょぼしょぼでしたよ。
狙う物件の近くにレンタル家庭菜園はあるか
都合よく庭付き一戸建てに出会えるとは限らず、またそこで家庭菜園を楽しめるとは限りませんので、そうなると現実的にはレンタル家庭菜園を視野に入れていくことになると思います。
東京などでも郊外にはこういったレンタル家庭菜園が多いです。
市区町村で貸し出しているケースが多いので、狙いたい物件があればその近辺にレンタル家庭菜園があるかどうか調べてみるといいでしょう。もちろんマンションでも大丈夫です。
徒歩10分圏内が最低限かな、とは思います。
ただでさえ野菜の世話はかなり大変なものになります。特に夏場は毎日のように水やりが必要になってきます。これが畑まで歩いて15分かかったり、自転車や車が必要という距離だとどうでしょうか。
暑いしめんどくさいとなり、それが1日、2日と続き、ついには行かなくなってしまう。
こんな未来が簡単に想像出来てしまいますよね。
毎日使う時間というのはとても貴重ですから。
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野菜も生き物ですから、きちんとマメに世話をしてあげないと簡単に枯れてしまいます。
家庭菜園をするのであれば、責任を持って最後まで面倒を見る覚悟で始めたいと思います。
私の家庭菜園での目標は第一に大きなすいかの収穫、そして第二にオクラやえだまめなど徒長してしまった野菜が茎太くきちんと育つところを見届けることですね。
他ではメロンやかぼちゃなど、やはり実がなるものを多く育てたいと思っています。
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まとめ
家庭菜園が出来るほどの庭付き一戸建て住宅というのはとても理想です。ですがどんな家を買うことになろうとも、絶対に何らかの形で菜園は楽しみたいなと思っています。
まずは良い物件探しをすることが第一ですね。