東京周辺のプールと言えば5か所すぐに思い付くと思います。夏になると連日テレビなどで特集されていたり、CMでもかなりの頻度で目にすることになります。見てみましょう。
- サマーランド
- 昭和記念公園レインボープール
- としまえん
- よみうりランドプールWAI
- 西武園ゆうえんち
どこも大人気のプールですが、目的に応じてオススメのプールは変わってきます。
としまえんのみ友人から聞いた話になってしまいますが、それ以外の4か所は全て制覇していますので、詳細を具体的に書くことが出来ます。混雑具合なども是非参考にして下さい。
もくじ
2019年時点でのプール料金を比較
まず料金は大切なポイントになりますよね。家族で行くならかなりの料金になります。
駐車料金も含めて少し複雑な料金設定になっているところもあるので詳しく見てみましょう。
サマーランドのプール料金
- 大人(中学生以上~60歳まで)・・・3500円(フリーパス付きは4500円)
- 小学生・・・2500円(フリーパス付きは3000円)
- 幼児・シニア(2歳~未就学児・61歳以上)・・・1800円(フリーパス付きは2000円)
- 1歳以下・・・無料
- 駐車場料金・・・1500円
プールの入場料金はそんなに高くありません。たくさんあるスライダー料金もほぼ含まれているのですが、人気のDEKASLAだけはフリーパスを持っていないと乗れないので注意が必要です。
ただここの遊園地は本当にプールに全てを賭けてますというくらい全力でプール運営をしているので、この料金で多彩なプールを楽しめるというのは非常に良心的だと言えます。
料金的には最もオススメですね。
水遊び用オムツを着用すれば赤ちゃんも楽しくプールに入れます。
実際にサマーランドへ行ったレポートはこちらになります。
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昭和記念公園レインボープールの料金
- 大人(15歳以上)・・・2500円
- こども(小・中学生)・・・1400円
- 幼児(4歳以上)・・・500円
- 3歳以下・・・無料
- 駐車場料金・・・820円
国営公園ということもあり、値段は安いです。プールもかなり歴史があるところで、私が子どもの頃から大人気でした。母に弟と一緒に連れて行ってもらった経験もあります。
駅から歩いてすぐの公園(プールまでは少し歩きます)ということもあって車がなくても気軽に行くことが出来て人気です。ただ赤ちゃん連れで行く場合は注意が必要です。
禁止事項の注意書きが少しわかりにくくなっているのですが、オムツ(水遊びようオムツ含む)がプール内禁止と書いています。上から水着を着ていても恐らくNGということでしょう。
オムツが取れてから行く方が無難ですね。
としまえんのプール料金
- 大人(中学生以上)・・・4000円(フリーパス付きは4500円)
- 子どもA(身長110cm以上)・・・3000円(フリーパス付きは3500円)
- 子どもB(身長110cm未満)・・・2000円(フリーパス付きは2900円)
- 2歳以下・・・無料
- 駐車場料金・・・1500円
いや、高い、高いです。さすが23区内というところでしょうか。
正直プールのレベルというか規模においてはそんなに広い方ではありません。友人の話を聞いてもやはりサマーランドなどのプールと比べるとかなり見劣りするとのことでした。
それでいて値段は5か所のうち最大であるから少し躊躇してしまいます。
ただ区内に住んでいる人からするとやはり近くにある人気プールスポットはとしまえんが行きやすいと思います。真夏に電車で遠出をするのは非常にきついですからね。
ただ、子どもBだけフリーパスを付けると900円もアップするのはなぜでしょう。
料金設定が雑に感じてしまいます。
赤ちゃんは水遊び用オムツ着用で上に水着を着て遊ぶことが出来ます。
よみうりランドプールWAIの料金
- 大人(18歳~64歳)・・・3200円(フリーパス付きは6000円)
- 中高生・・・2500円(フリーパス付きは4800円)
- 3歳~小学生・・・2100円(4400円)
- 2歳以下・・・無料
- 駐車場料金・・・1500円
よみうりランドは遊園地として乗り物もとても充実しています。
ですからフリーパス付きになると値段が跳ね上がってしまうのも仕方ないかと思います。
プールの規模としてはサマーランドほどではありませんが、1日楽しむには十分な規模なので、わざわざフリーパスを付けずとも、乗り物目当てはまた別の日に・・・というのがオススメですね。
私は子どもが3歳になってから3日後に行った苦い記憶があります。
年齢確認等はされないのですが、正直に2100円支払って入りました。
アンパンマンプールもあるので、小さな子どもたちにはとても良いプールだと思います。
ちょっとプールサイドや周りの休憩ポイントが色々と残念な感じがしました。食べ物を買っても食べる場所の確保が難しかったり、灼熱のプールサイドは休憩もしにくかったです。
赤ちゃんも水遊び用オムツと水着着用で遊べます。
西武園ゆうえんちプールの料金
- 大人(中学生以上)・・・2500円(フリーパス付きは3500円)
- 3歳~小学生・・・1500円(フリーパス付きは2500円)
- シニア(60歳以上)・・・1500円(フリーパス付きは2500円)
- 2歳以下・・・無料
- 駐車場料金・・・1500円
西武園ゆうえんちには未就学児が特に楽しめるメルヘンタウンにキティーちゃんのウォーターパークという大型ビニールプールがあります。バブルゾーンなど多くの種類があります。
ここに入るためにはフリーパス付きチケットが必要になるので注意して下さい。
ウォーターパークでは小さな子ども連れの家族がたくさんいますし、水深も40cmとなっています。お父さん、お母さんも一緒に入れますしすべり台も一緒に滑ることが出来ます。
小さな子連れで行くには一番かも知れませんね。
もちろん赤ちゃんも水遊び用オムツで入れます。
水着を着たまま上着を羽織ればそのままメルヘンタウン内の乗り物で遊べるのもいいですね。ただ水着で乗る人がたくさんいるので、洋服で乗る場合は少し気になるかも知れません。
実際に西武園ゆうえんちに行ったレポートはこちらになります。
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プールの混雑具合を場所と時期で予想
- サマーランド・・・車は高速を出てすぐ。電車はマイナー路線に乗り、最後はバス
- 昭和記念公園レインボープール・・・中央線から青梅線に入って1駅、駅から降りてすぐに入れる(プールまではやや歩く)
- としまえん・・・電車では行きやすい
- よみうりランド・・・電車では行きやすいが、ロープーウェイの混雑があるかも
- 西武園ゆうえんち・・・超ローカル線の乗り継ぎが必要
夏休みはどこも混雑しているように感じますが、それでも狙いは確実にあります。
例えば7月中であれば大学生のテストがまだ終わり切っていないため、大学生の集まりやカップル率は少し低くなります。8月に入ってからは暑さが一定以上であれば電車組の遠出が減ります。
平日であれば車を出せるお父さんが仕事の可能性が高いです。
これらを踏まえて考えると混雑予想はかなり的確に出来るはずです。
平日のオススメはサマーランドと西武園ゆうえんち
平日に行くのであればまず断然のオススメがサマーランドです。
駐車場は第一駐車場が満車になり、駐車場からバスを使わなければならない第二駐車場に回されてしまうことも多いですが、ここはなかなか電車で行く気にならない場所にあります。
そのため、駐車場の混雑で絶望を感じても、中はそれほどでもないことが多いです。
また、デカスラを始め多くの人気スライダーがあり、そこに並ぶ人が多いので流れるプールなどの人気プールエリアであっても混雑が自然と緩和されることになるので遊びやすいです。
よみうりランドは平日であってもかなりの混雑で、流れるプールでも子どものバタ足で何度か蹴られました。駅から近いという条件を考えるととしまえんやレインボープールも同じですね。
もちろん、どこも土日と比べればはるかに遊びやすいことは間違いないでしょう。
ただ土日やお盆シーズンと単純比較で遊びやすさが一気に増すという意味ではサマーランドと西武園ゆうえんち、特にサマーランドをオススメしたいと思います。
高速道路(圏央道)のインター出口からすぐという場所ということもあって車で行くにはとても行きやすい絶好のスポットなので、車を出せるお父さんが休みならばすごい混雑になります。
流れるプールなのに人が多すぎて流れなくなってしまうかも知れません。
5大プールスポットの中でも最大級のプールであるサマーランドを楽しむならやはり平日のお盆シーズンを避けて行くのがいいでしょう。
中で屋台などの食べ物もお祭り気分で楽しみたい場合は西武園もいいですね。
移動距離で考えるならレインボープール
駅から徒歩1分で昭和記念公園に入れます。そこから少し歩くことにはなりますが、そんなに遠くもありませんので、暑い日でもきつく感じることはないかと思います。
国営ということもあり、休憩所やロッカーも含めて全体的に値段が安くなっています。
家族皆で行っても高額になることもないでしょう。
食べ物もかなり充実しています。
ただやはりここのネックはどうしても水遊び用オムツ禁止というところです。
家族で行くには最も良心的な価格設定なのに5大プールの中で唯一赤ちゃんが一緒に遊べないプールということになるわけですね。オムツが取れているならば連れて行きたいプールです。
車でなくとも、帰りはすぐに電車に乗れますからね。
まとめ
いかがだったでしょうか。東京周辺にある5大プールについて書いてきました。平日か土日か、車があるかないか、7月なのか8月なのか、程よい暑さなのか灼熱か、赤ちゃん連れか、子連れか。
1つ1つの要素でオススメ場所が変わってくること、わかっていただけたと思います。
ご自身の家族構成やプールの目的によって行き先を決めるようにして下さい。