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家庭菜園のコツと結果

サツマイモを家庭菜園で大きく栽培するコツと結果|水やりと肥料

サツマイモを家庭菜園で栽培した結果、わかったことや大きく育てるためのコツなど書いていきます。私はシルクスイートという最近人気急上昇の品種を育ててみましたが、大変満足しています。

子どもたちにも大人気のサツマイモです。

家庭菜園で育てるのも簡単で本当に手間いらずの素晴らしい作物ですよ。

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サツマイモの芋づるを購入

サツマイモは種や苗を売っていることはあまりありません。私は見たことがありません。つるが伸びてきて、その先を切り分け、そのつるを土に植え、根付かせることで苗が完成します。

ですから、ホームセンターなどで買ってくるのはサツマイモの種や苗ではなく、一本一本の「芋づる」になります。

私は今年、サツマイモを植えようと思ったのが6月中旬以降でした。

大体芋づるは6月中旬くらいで売られなくなってしまいます。私もホームセンターから姿を消した後だったので、送料はもったいないけれど、インターネット通販で芋づるを購入しました。

シルクスイートという絹のような舌ざわりを売りにした品種です。

芋づるの植え方

芋づるは先端を土から出し、残りを地中に植えるのですが、植え方によってサツマイモの出来方が違います。芋づるにある「節」のところにサツマイモは出来ていきます。

この「節」がたくさん地中に入るよう、地面と水平気味に植えると、可愛いサイズのサツマイモがゴロゴロとたくさん出来るようになっています。

芋づるを立てて、節があまり地中に入らないような植え方をすると、そこに養分が集中するため、数は少ないけれど1つ1つがとても大きなサツマイモとなって育つようになります。

私は12本植えましたが、10本は水平に、2本を上向きで植えました。

植えた後は出来るだけ乾かないように水をたっぷりあげます。

保水性を高めるため、私は新聞を取っていませんが、銀行に用があった時、ついでに担当さんに頼んで新聞紙をたくさんもらってきて、新聞紙を敷きました。

  1. 新聞紙の真ん中に穴を開ける
  2. 穴から芋づるが出るように敷く
  3. 端っこに土を被せて重石代わりにする

これだけで十分です。

これで新聞紙が破れない程度に水をたっぷりあげました。完全に根付いたと思えるまでは1週間半くらいかかりました。それまでの間、しおれてしまったと感じることも多々ありました。

実際にしおれてしまったと思ったため、慌てて新聞紙を敷いたわけです。

一度しおれて、最初についていた葉っぱは全部枯れて落ちてしまうことの方が多いそうなので、心配せずに保水性に気を付けて水をあげ続けましょう。

きっと1週間半もすれば元気にピンと新しい葉をつけますから。

サツマイモは不死身とも言われるほど強いそうなので、必要以上に不安にならないようにしましょう。

サツマイモの水やりと肥料

サツマイモは乾燥を好むため、よほど日照り続きで見た目がしおれていない限り水はあげないようにします。しかし2018年の猛暑は半端ではなかったので、何度かしおれていました。

その時は一度にたっぷりと水をやるようにしました。

肥料は元肥をしていなかったため、たった一度だけ簡単な追肥をしましたが、本来は肥料もあまり必要としないそうなので、少な目にあげるようにしました。

あまりあげ過ぎると、つるぼけと言って、つるの方にばかり栄養が行ってしまい、地中のサツマイモが育ってくれなくなってしまうそうなのです。ですからほどほどにしておきましょう。

芋づるの成長に注意

芋づるは、ある時期を境にものすごい速度で成長します。それまでは「ちゃんと育っているかな?」「少しずつでも大きくなってくれるといいな」と思っていたのですが、急に成長するのです。

良いことではあるのですが、そうなると芋づるの下は必要以上に保湿されます。

そしてジメジメとした空間が出来上がってしまうのです。

つるを返したり色々としますが、やはりつるの下の空間のジメジメだけはどうすることも出来ません。出来るだけ乾燥するように努めても、台風などのシーズンもまたぎますからすぐに雨にやられます。

徐々につるを返すことも面倒になってしまいます。

しかしそれでも、出来るだけ風通しを良くしてあげるようにして下さい。

そうでないと私のような悲劇に見舞われてしまいます。

イモムシときのこの襲来

イモだけにイモムシ・・・なんていう冗談も言えなくなるようなものすごい大きなイモムシが5~6匹発見されました。

台風が連続で来て、長いこと雨が続いた後、恐る恐るつるを返すと、そこにはきのこが数本ありました。まさかきのこが畑に生えるなんて思いもしませんでした。

その後、反対側に回ると、土になにやら糞のようなものが・・・。

動物的なものではないものの、小さな生物とは思えないものでした。

「なんだろう?」

そう思ってつるを返していくと・・・「うわぁ!」

それまで、ネキリムシという小さな幼虫はいくつも駆除してきましたが、信じられないくらい大きなイモムシが出てきました。ネキリムシなんかとはもう比べ物にならないほどです。

今書いていても鳥肌が立ちますが、10cmくらいの体長でした。

つののようなものもあり、もう筆舌に耐え難いその姿・・・。

それがいくつも出てきたわけです。

どんなに面倒でも、風通しを良くするべきと書いた意味、おわかりいただけたかと思います。

だってそうしておかないと、楽しみにしている芋掘りの最中にこの巨大なイモムシとご対面なんてことになりかねませんからね。子どもはトラウマになるレベルですよ・・・。

シルクスイートの収穫

台風を乗り越え、きのこを乗り越え、巨大イモムシを乗り越え、4か月が経ちました。

100日が経過した時に少し試し掘りをしましたが、残りは4か月まで待ちました。

イモムシもいたし、きのこも生えていたくらいだから本当に出来ているのか心配でしたが、掘ってみると本当に立派なサツマイモがゴロゴロと出来ていました。

子どもと一緒に掘りましたが、子どももとても興奮していました。

水平に植えたところは確かにやや小さめのイモがたくさん出来ていて、縦に植えたところは数が少ないものの、他と比べればかなり大きく育っていたのが印象的でした。

植え方1つでこんなにも違うのかと感心しました。

サツマイモは収穫後に干しておこう

サツマイモは収穫してすぐは、まだ水分が多く含まれているため、あまり甘くないそうです。

試しに2つほどふかし芋にしてみましたが、ほとんど甘みがありませんでした。

収穫後は1週間くらい天日干しにし、その後は冷暗所で1か月くらい寝かせると、水分が飛んでデンプンが糖になって甘みが増すのだと書いてあるのを読みました。

ですから実際に干しています。

新聞紙の上に置くのがいいんだそうです。

この時、いもといもが重ならないように注意しましょう。

さつまいもは連作障害がほとんどないそうなので、来年も同じ場所にさつまいもを植えて、今度こそ風通しを良くしてイモムシから守りたいと思います。

来年は安納芋にチャレンジしようかな。

まとめ

サツマイモは放っておいても出来ると言われるくらい難易度が低いそうですが、実際に育ててみると、栽培途中ではそんな風に思えませんでした。出来てみれば確かに簡単だったとは思います。

しかしきのこやイモムシとの格闘は本当につらかったです。

それを乗り越えての収穫は本当に嬉しいものでした。

子どもも大喜びのサツマイモ。プランター栽培も可能なので、是非試してみて下さい。

家庭菜園に対する思いや、トウモロコシの栽培なども是非ご覧下さい。

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