2020年から流行している新型コロナウイルスの影響で2回目の緊急事態宣言となり、自粛ムードが継続しています。地域で毎年行われていたお餅つき大会も中止のところが多いことでしょう。
毎年楽しみにしていた子どもたちも多いと思います。
そこで今回はおうちで簡単に出来るお餅つき大会をご紹介します。
自宅でお餅つき大会をしようと思った理由
市区町村などで行うお餅つき大会の臼と杵ってとても大きいですよね。
スーパーで売ってる切餅とつきたてのお餅って全然違う!でもつきたてのお餅は簡単に食べられない。
う~ん・・・。
実は私自身、子どもの頃にお餅つき大会に参加して以来つきたてのお餅は30年以上もご無沙汰でした。それが2020年初頭の地域のお餅つき大会に参加して衝撃を受けたのです。
つきたてのお餅ってこんなにおいしかったのか・・・。
私も子どももたくさん食べました。本当に本当においしかったのです。
しかし2021年はコロナの影響で中止。
そこで臼と杵を検索してみると・・・
なんと小さな自宅用お餅つきセットが売っていたのです。
もちろん保管場所を考えたり、後片付けを考えたりしなければいけません。
私が選んだ臼は重さは約8キロ、そしてシンクで十分に洗える大きさでした。杵の方は子どもでも1人で十分に出来るほど軽いものでした。実際うちの6歳の子も1人でペッタンペッタンつけました。
子どもは毎年毎年大きくなっていきます。小さい時期の経験は大きくなっての財産になると思っています。
地域のお餅つき大会が中止なら、自宅でお餅つき大会を開催すればいい。そう思ったのです。
餅つきの準備
まずは購入した臼と杵です。こちら私が購入したのも同じものです。
ちょっと大きさはわかりにくいですね。 実際の画像がこちらです。
実際にもち米を買ってきていざお餅つき大会です。
もち米の炊き方に注意
実際にお餅つき大会をした様子を写真付きで後述しますが、実は1回目は失敗でした。
おいしくはあったものの、いくらついてもついてももち米の芯が残ってしまい、消えませんでした。もちろん気付いていたので何度も何度もつきました。でも無理だったのです。
あまりにも楽しみ過ぎて、買ってきたもち米を研いですぐに炊飯してしまったのが原因です。
せいろで蒸すには10時間~12時間くらい水に浸しておくのが基本だそうです。
炊飯器の場合は30分程度は浸すように書いてあったのを完全に見落としていました。
2回目は完璧に出来たので、手順を残しておきます。
- 前日にもち米を3~4回冷水でしっかりとぐ
- 前日(もちつきをする10時間前)のうちにもち米を水に浸しておく
- 当日いったん水を捨て、新しい水を入れる
- おこわと通常米の間くらいの水の量で調整する
- 炊き込みモードで炊飯
- 炊き上がったら追加で10分以上蒸らす(保温で待てば良い)
こうして炊き上がったもち米は見るからに1回目と違い、つやつたしていました。何より炊飯前に米がきちんと水を吸っていて、1.2倍~1.5倍くらいに膨れ上がっていました。
さて、これで準備万端です。
家庭お餅つき大会
家の中でももちろん出来ますし、お庭でお餅つき大会をするのも気持ちいいと思います。
マンションの場合は下にクッションを置いた方が良いかと思いますが、音がとんでもなく下に響くようなものではないので、大丈夫だとは思います。
臼自体の底が厚いので、振動が下の階にはいかないと思います。
気になる場合はベランダや駐車場などに出てやる方が良いでしょう。
では実際の様子です。
1.臼にお湯を入れて中を温めます。あったまったらお湯を用意し、もち米を入れます。(写真は1回目なので芯が残ってしまっているもち米となります)
2.6割くらいの米が潰れるまでまずはグニグニと杵で潰します。
3.ひたすらつきます
4.5分~10分で完成です。(芯が残ってしまっているのがなんとなくわかるかと)
5.お好きな味付けをして完成(子どもはここの調理過程も超楽しんでくれるので重要な項目です)
6.熱湯で洗えばすぐにお餅も取れます。その後よく干してお片付け(片付けるところまでがお餅つきです。奥さんに任せたりしないようにしましょう)
リベンジ2回目のお餅つき大会
失敗は成功の基と言います。芯が残ったお餅はおいしいものの、進みはそこまで良くなかったです。
そこで1週間後にリベンジ!前述のように今度は完璧に炊けました。もち米を研ぐところからすでに始まっていて、炊き方で成功かどうかの8割以上を占めると言って過言ではありません。
1回目のお餅は味が良いだけ。食感は最悪(笑)おはぎとも全然違います。おはぎはなめらかになるまで餅をつかないだけ。うちのは芯が残ってるわけだから雲泥の差です。
伸びもそこまでよくなかったです。
リベンジ2回目の写真がこちらです。
子どもは正直ですね。2回目はすごい勢いで減っていきました。4合もあったのに夜にはもうあまり残っていませんでした。お雑煮もおいしかったです。
これぞつきたてのお餅!
これが味わいたくて購入したのです。
写真を比べてみると芯が残っているのとなめらかなので一目瞭然だと思います。
もち米の炊き方に全集中で楽しいお餅つき大会をして下さい。
まとめ
味はもちろんのこと、家族みんなでお餅つきはとても楽しいものです。
毎年地域のお餅つき大会を楽しみにしていたというご家庭は是非この機会に自宅でお餅つき大会をしてみてはいかがでしょうか。
価格も2万円を少し超えるくらいですし、これで何度もお餅つき大会が出来るので安いものかと思います。