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マイホーム購入後に気付くこと

庭の人工芝は静電気に要注意|人工芝は夏でも静電気を発生させる

2018年10月18日

庭に敷き詰めた人工芝ですが、思わぬ落とし穴がありました。静電気がパチパチするのです。これは深刻なことではないかも知れませんが、気にする人はかなり気にする部分になるかと思います。

私も静電気にはめっぽう弱いと言いますか、神経質な方なのでつらいところです。

マイホームというのは購入後に気付く失敗もたくさんあります。それまでは全く予想もしてなかったような失敗にもある日突然気付くことになるのです。今回の静電気も全く予想していませんでした。

恐らくこの記事へ検索でたどり着いた方も同じではないでしょうか。

庭に人工芝、ベランダに人工芝を敷き詰めて素敵な景観を眺めていた直後にパチッ!

  • 冬場であれば「こんなに強力な静電気がきて大丈夫なんだろうか?」
  • 夏場であれば「夏でもこんなにパチッとくるなら冬はどうなっちゃうんだろうか?」

こんな思いで慌てて調べたのではないでしょうか。私も慌てて調べたクチです。

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人工芝の静電気は季節知らず

静電気の季節と言えば、空気が乾燥する冬場ですね。冬になると車に乗る際、降りる際にドアノブを触った瞬間「パチッ」と嫌な音がしてすごく痛い思いをすることが多いです。

しかしその反面、冬以外にはほとんど静電気はお目にかかりません。

冬を過ぎれば車に乗る時も降りる時も何も気にせず出来ますよね。

しかし・・・しかしですよ。

庭に敷き詰めた人工芝・・・これがものすごい蓄電性能、帯電性能を持っていたのです。

なんとびっくり!真夏でも冬場並の静電気を発するのです。

我が家でマイホーム庭の人工芝が完成したのは6月だったので、すでに静電気の季節ではありません。それなのに初めて庭の人工芝を堪能した直後、家に入ろうとした瞬間「パチッ」です。

たまたまだろう、くらいに思っていたものの、それから何回庭に出ても最後は「パチッ」

さすがに偶然でも何でもなく、人工芝に問題があるものだと悟りました。

人工芝でボール遊び中も静電気がパチッ

初めて静電気がきた時、つまり庭完成直後の話をもう少し詳しく書きます。

庭が完成し、人工芝で子どもと一緒にボール遊びをしました。

一緒に寝っ転がったりもして、楽しく遊びました。

そして遊び終わって家の中に戻ろうとドアをさわった瞬間!パチッ!

「いって!」

静電気です。繰り返しますがまだ6月ですよ。梅雨時で湿気もあって静電気とは最も無縁な時期のはずなのに静電気がバチリ!

その後子どもと庭で遊んだ際、子どもの髪の毛を見たらものすごく逆立っていました。スーパーサイヤ人も真っ青なくらい垂直に逆立っていたのです。

あぁ・・・間違いない、これは静電気だ。

愕然としました。あの大嫌いな静電気がこの時期に発生している。しかもその原因はこの人工芝にある。っということは!カラッと晴れた真夏でも静電気は発生するだろう。

そして何より本格的な静電気シーズンである真冬には一体どれだけ強力な静電気が発揮されるのだろうか。そう思ったら憂鬱な気分になってしまいました。

庭の静電気・人工芝と1年間付き合った感想

人工芝が完成してから約1年が経過しました。

これでオールシーズンを人工芝とともに過ごしたことになります。

庭に人工芝を敷き詰めた最も大きな理由は子どもが遊びまわるスペースが欲しかったことです。私が小さい頃はベランダがあり、そこで祖母によく遊んでもらったものですから。

実際に真冬で公園に行くのも面倒だと感じた日などは庭でボール遊びをしたり鬼ごっこや影踏みをしたり出来たので、庭を人工芝で敷き詰めたことを後悔はしておらず、満足もしています。

しかしどうしても静電気はつきまといます。

冬場は覚悟していたものと比べればそこまででもありませんでした。もちろん夏場以上に発生はするので、100%に近い確率でパチッというよりバチッ!ときます。

ですが強度に関して言えば真夏よりものすごく強いというものではありません。

真夏で火花が見えたくらいだからどのくらいの強度の静電気がくるのかと覚悟していたので、これは嬉しい誤算でした。もちろんやや夏場よりは強く感じるものでしたが想像の範囲内だったということです。

人工芝は冬場も綺麗な緑色

当たり前ですが、1年間通して綺麗な緑色をしていました。

天然芝はどうしても茶褐色に枯れたりしますが、人工芝は真冬でも元気に緑色。芝が寝てしまうこともなくずっと立っていました。だからこそ静電気も元気なのかも知れませんが。

前述のように子どもの髪の毛がものすごく逆立っていたわけですが、真冬は本当に針金のようになって逆立っていました。子どもと庭で何かを手渡しするのは命懸けです・・・。

それでも家の中から見る景観はとても良かったです。

また、水はけもすごく良いので、大雨や台風の後、雪が積もった後でも1日晴れれば乾いてしまいますし、すぐに遊ぶことも出来ました。天然芝だとしばらく土がドロドロになってしまうでしょう。

そう考えるとやはり人工芝というのはプラス要素の方がはるかに大きく感じました。

人工芝の静電気で最も痛い瞬間とは

これは人工芝の静電気に限ったことではありませんが、予想、覚悟をしている時は強力な静電気にも耐えられるものの、予想外のタイミングでくる静電気は本当にとんでもない痛みです。

「人工芝が静電気を帯びるという性質を知ったのならば常に覚悟出来るだろう?」

こう思われるかも知れませんが、人間の脳はそんな風に出来ていません。すぐに忘れます・・・。

庭で2~3分歩いていればすぐに忘れてしまうのです。もちろん家に戻る時には頭にありますから、窓、ドアに手をかける瞬間は最大限の警戒をすることになります。

ではどんな時に思わぬ攻撃を受けるか。

  1. 何かを手渡しするタイミング
  2. 家庭菜園道具を取るタイミング
  3. おうち果樹園の葉っぱに触るタイミング

1番はまぁ警戒出来ることも多いです。それはこちらから渡す時です。しかし誰かから呼ばれて受け取る時はどうしても頭から抜けてしまっていることが多く、無警戒になりやすいです。

また、静電気を避ける、痛みを和らげる手段の1つとして、せーの!という感じで勢いよく面積の広い部分で触るというやり方があります。これもなかなか使えないのが痛いです。

2番に関してはそこまで頻度は高くありませんが、やはりモノを取りに行くタイミングですから、その取る「モノ」が頭に強くあるのでなかなか静電気を意識出来ないことが多いです。

家庭菜園に関してはもちろん『土』ですからここは静電気が来ません。

そして3番です。これは私の中でダントツ1位です。

実は年明けの1月からおうち果樹園を始めました。

庭の人工芝を四角く切り取ってそこに果樹苗を植えたのです。

シャインマスカット、せとか、びわ(涼風)、プラム(井上)、みかん(宮川早生)を植えたのですが、それぞれ人工芝を切り取っての植え付けなので、全て人工芝上にあるようなものです。

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もちろんこれらの果樹苗をいじる時、私の足は人工芝の上にあります。

つまり帯電状態で苗を触ります。しかも前述のように、静電気を緩和する方法がせーの!で面積の広い部分で触るということであれば、最も痛いのは『ゆっくり指先だけで触る』になります。

葉っぱを触る時は愛情を持って優しく触りますので、この最も痛い条件で触ります。

しかも、葉っぱを触りたい時は、アブラムシなどの害虫がついていないか、苗は元気かなどと考えながら触るわけですから、当然これも静電気のことは頭になく、無警戒での感電となります。

予想していないタイミングで静電気を最も強力に感じる方法で葉っぱを触るわけですから、感じる痛みは尋常ではありません。葉に触れた瞬間の痛みは車のドアノブに触れる痛みの数倍に感じます。

おうち果樹園をする場合や、人工芝に足を乗せた状態で家庭菜園をする場合は気を付けて下さい。

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人工芝の静電気対策

正直なところ、「これをすれば大丈夫!」というようなものはありません。

少しでも軽減出来るように努力していくしかありません。

ガソリンスタンドで売っているような静電気除去シートがあればいいのかも知れませんが、素人が簡単に手に入れられるものではありませんよね。

そうなると、静電気を帯びたものをいかに逃がすか考えなければなりません。

人工芝の性質上、どんなものを選んでもやはり蓄電はしてしまうようです。

天然芝の場合は手入れなど面倒なことが多いわけですが、ここで人工芝よりも優位な点が見つかりましたね。天然芝であれば静電気なんて溜め込まないわけですからね。

でも人工芝を敷き詰めた以上もう遅いです。

それにこのデメリットがあったとしても、人工芝のメンテナンスを考えたらやはり人工芝を選んだことでしょうから、結果は変わらないものと思います。

  • 人工芝の上ですり足をしない
  • 人工芝からあがる時にウッドデッキを手でベタっと触る(静電気を逃がす)
  • 人工芝から出る時、最初に触るものはベタっと手のひらで触る(静電気を分散する)

私が考えられる対策は上記の通りです。

ついつい忘れてバチッとやられることも多いですが、何も知らずにいて突然バチッとくるよりも断然マシになっていますので、一応対策にはなっているものと思います。

静電気を甘く見ないこと

これについては、書きながら自分にも言い聞かせておきたい部分です。

実際に真夏でありながらこんなにもすごい静電気を発する人工芝ですからね。真冬になった時の威力は想像するに難くありません。真夏でも火花のようなものが見えたことがあります。

それだけ強烈に帯電するわけです。

今後シーズンが本格的にやってくる前になんとかして静電気除去シートを手に入れるなどもっと有効な対策が取れたらいいなと思っています。

人工芝の下には、雑草が生えてこないために防草シートを敷き詰めているのですが、その防草シートと人工芝との間にゴムなどの電気を通さない素材を敷いておけば・・・というものでもないですかね。

とにかく静電気の威力はバカに出来ません。

単純に痛いものと思っていたら本当に危険です。

ガソリンスタンドだって火事になる危険性があるから徹底して静電気除去シートを設置しているわけですからね。私たちの庭でいつそのような火事が起こるかもわからないわけです。

そういう事前の準備と対策というのは大げさなくらいでちょうどいいと思います。

とにかく甘く見ないことですね。

私が実際に行った人工芝の静電気対策

マイホーム購入直後というのはそこそこ財布の紐が緩いです。大きな買い物の後だけに数千円の買い物であれば全て安く感じてしまうようなところもあって色々買ってしまいました。

それでもマイホームの庭に人工芝を敷き詰めたのならばこれから一生付きまとう問題です。

それならいくら払ってでも緩和することが大切だと思ったのです。

静電気除去ブレスレットのようなものは評価もそんなに高くなく、実際も「?」という感じでした。

やはりガソリンスタンドの静電気除去シートが欲しい・・・どうしてもあれが欲しい。

もちろん無理なわけですが、少しでも近いものはないかと考え、インターネット通販で購入した静電気除去シートがあります。これを試したところ、バッチリ効果ありでした。

実は真冬になり、こたつ布団と絨毯でもとんでもない静電気が発生し、子どもの髪の毛が家の中でも逆立つ日々でした。そこで追加対策としてこの静電気除去シートを買ったのです。

効果抜群の静電気対策グッズとは

試しに室内で子どもに静電気除去シートに触れてもらいました。すると逆立っていた髪の毛がしゅんと垂れたのです。「おぉぉ!」私も妻も興奮しました。

その効果を確認したことで、庭の人工芝対策としても追加購入することにしました。

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私は上の100(10cm×10cm)を最初に買って効果抜群だと思いました。人工芝用には色んな場所に置いておきたいと感じたので、5cm×5cmの4枚入りを選んでしまったのです。

両方とも「トラスコ」というメーカーで同じだったので問題ないと思いました。

ちなみに上の大きい方は粘着シートで、下の小さい方はマグネットタイプです。

結論から言うと、数百円の違いなんかケチケチしないで上の方をたくさん買えば良かったと思いました。上の方は送料も考えると高く感じてしまったのです。

ですが静電気除去力は断然上の大きいタイプです。

下の方も緩和はされていると思いますが、庭から戻ってきた時、ドアに触れるとどうしてもパチッとくることも多いです。まぁ100%ではなくなったので効果は確実にあると思います。

対して大きい方は意識的に面積が広い部分で触りやすいサイズということもあり、ほとんど静電気を感じることなく家の中に入ることが出来ます。

小さい方のメリットとしては値段が安いことと、マグネット式なので車につけたり移動させるのが簡単だということくらいでしょうか。

大きい方のデメリットとしては粘着力が強いので移動が難しいところです。

私は断然大きい方をオススメします。これによって静電気ライフが大きく変わりましたので。

まとめ

見た目も美しく、四季によって色が変わったりもせず、良いことばかりだと思っていた人工芝でしたが、ここで本当に大きな大きな落とし穴が見つかってしまいました。

静電気は生活をしていく上でのストレスにつながりますので、なんとかしたいところです。

仮に有効な手段が見つかりましたらこの記事に追記していきたいと思います。

※私が約1年庭の人工芝の静電気と付き合い、実際に行った静電気対策を上に追記しました。

人工芝の選び方のコツについてはこちらをご覧下さい。

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マイホームは買う前に気付かなかったことでも、実際に購入して生活していく中で気付くことがたくさんあります。もっと早く気付いておきたかった・・・ということもたくさんあります。

でも、それもマイホームの楽しみの1つ!

夢のマイホーム生活を楽しみましょう。

お付き合いありがとうございました。

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