床暖房が出てきてからずいぶん経ちますが、今まで一度も欲しいと思ったことはありませんでした。和の心でコタツでしょうという思いが強かったからです。
畳の部屋・和室に住もう|和の心がある暮らし
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私がこのマイホームを購入する前に、「この家は床暖房があるんです」と営業されましたが、加点要素にはなりませんでした。だってどうせコタツを置くからと思っていたのです。
もくじ
コタツと床暖房の差
コタツ
- 足元を重点的にあっためてくれる
- 上からあっためてくれる
- 幸せな気分で眠くなる
- そのまま寝ると乾燥してしまう
- あったまるまでが早い
床暖房
- 寝っ転がると身体全体があったまる
- 下からあっためてくれる
- 幸せな気分で眠くなる
- そのまま寝ると乾燥してしまう
- あったまるまで少し時間がかかる
まぁハッキリ言って変わりません。どちらも素晴らしい機器だということです。
コタツの方が即効性があり、床暖房はじんわり効いてくるくらいの違いですね。ただ、床暖房の場合は切った後もしばらくあったかいままなので、保温性に優れています。
床暖房のメリット・幸せな昼寝が出来る
これはホットカーペットでも同様の効果が得られると思いますが、コタツのように上から熱されるよりも、下からじんわりとあっためてもらった方が眠気が促進されます。
床暖房に寝っ転がって本を読んだりスマホを見ていると、ぼーっとしてきます。
「昼寝をしよう!」
と思う暇もなく眠ってしまうことさえあります。
これは一般的に言う「寝落ち」という寝方になりますが、この寝落ちという寝方はいきなりノンレム睡眠に入ることが出来ると言われています。ですから疲れが一気に抜けやすいのです。
自分の意思で寝ようと思ったらノンレム睡眠に入るまで時間がかかります。
眠れない時、無理やり寝ようと頑張って眠った時は、眠りが浅いままでノンレム睡眠に到達出来ないケースも多々あります。それほどノンレム睡眠までいくのが難しい人もいます。
しかし寝落ちであれば短時間でもスッキリ出来るケースが多いのです。
そんな幸せな昼寝を誘発してくれるのがこの床暖房なのです。
ただ、特徴に書いてあるように、乾燥しやすいことがネックなので、あまり昼寝をしすぎて風邪を引いたりしないよう十分気を付ける必要はあるでしょう。
床暖房のデメリットとは
床暖房には大きなデメリットがあります。それはズバリ電気代です。
床暖房なしの1か月と、床暖房ありの1か月を比べてみましたが、およそ4000円違いました。ただこの調査、まだまだ穴があります。床暖房を丸々1か月つけたわけではありません。
ですから1か月の多くを床暖房で過ごした場合、まだまだ上がる可能性があるのです。
また、そんないくつもの部屋に床暖房があるわけではないでしょうから、リビングのみがあったまる代償として4000円以上違ってくるという考え方が正しいです。
自分の部屋で過ごす人がそこで暖房をつければまたさらに電気代は上がります。
エアコンも冷房より暖房の方が電気代が高くなるので、夏にエアコンをガンガンつけていた時よりもさらに電気代が高くなるイメージを持っておくことが必要になります。
帰ってきてすぐに温まれない
先ほども書いたように、あったかくなるまで時間がかかるので、外から帰ってきて寒い寒い!という時に適しているのは床暖房ではなくコタツになります。
コタツはつければ比較的すぐにあったかくなってくれます。
しかし床暖房はつけてから少しの間は、本当につけたのかどうか不安になるくらい反応がなく、じわじわとあったかくなってくるイメージなので、即効性がありません。
今すぐ冷たい手足をなんとかしたい!という時には向きませんね。
タイマー機能もきちんとついているものは多いのですが、突然帰る時間が遅くなってしまった時のことを考えると無人で床暖房なんてことになりかねないのでオンタイマーは怖いですよね。
床暖房で火事になるかどうかはわからないけれど、不安にはなると思います。
床暖房の必要性
私はハッキリ言っていらないと思っていましたし、単なるぜいたく品だと思っていました。
あるなら使ってみようか、くらいの気持ちで最初はつけました。
元々妻の祖母の家に行くと必ずホットカーペットの上で寝落ちしていた私が、床暖房で寝落ちしないはずもなく、初めて床暖房をつけた時もいきなり寝落ちすることが出来ました。
その後もつければ毎回のように素晴らしい寝落ちを体験出来ています。
必ずなくてはならないものかと言われれば、違うと今でも思っています。
コタツの方が情緒があるという思いも変わりません。
しかし、疲れがきつい時に短時間で疲れを取るにはノンレム睡眠が必要になるわけですから、そういう時に床暖房があると非常に便利であることは確かです。
赤ちゃんがギャン泣きしている時も、けっこう床暖房だとよく寝てくれます。
ただ温度が高くなるので、きちんと間に布団を敷いてあげましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。確かに床暖房はぜいたく品という域を出ません。生活必需品というわけでもありません。私自身も備え付けがなかったらあえて買おうとも思わないでしょう。
しかし疲れの溜まりがちな専業主婦が快適な昼寝を冬場にする上ではこれ以上ないほど適したものだと思います。旦那さん、いつも頑張っている奥さんのために奮発してみては!?
他にも快眠のためのマットレスなどもありますよ。
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