前回の続きになります。旅行先で3日目の朝食中、住宅ローン審査に落ちた報告を受けました。その際、色々と聞いてみました。もっと減額しても構わないとも言いました。
しかし、そういう頑張り方は全て支店長さんがやってくれていました。
やはり住宅ローンは通るか通らないかという、まさに天国と地獄とも言えるジャッジが最初に行われてから金額を決めるのは基本らしく、減額でお願いしたり、いくらまでなら平気?というような問題ではないそうです。
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これで住宅ローンを考えるなら、町の信用金庫かフラット35ということになりますが、あまり現実的ではないと考えていました。町の信用金庫との付き合いは全くありませんでしたからね。
もくじ
マイホームの現金一括購入は可能か
朝食を終え、不動産のお兄さんに報告を入れたところ、やはり焦ってしまいました。
住宅ローン審査に落ちても買うという契約はしているものの、やはり私たちのことを気遣って下さり、町の信用金庫に掛け合ったり、フラット35が通せるかどうかやってみると言ってくれました。
その上で、私がすぐにでもやらなければいけないことがあります。
それは自分の会社から借金をして現金一括購入をしてもいいか税理士の先生に確認することでした。法人の面倒なところですが、自分のお金のようで自分のお金ではないわけです。
自由に使うことは出来ませんし、勝手に使ったら横領みたいになってしまいます。
そこで、会社から個人で借金をし、後日返済するという流れを作りたいわけです。
部屋に戻り、すぐに税理士の先生にメールを入れておきました。
時間がないので、メールだけして旅行最終日を楽しみ、翌日にでもゆっくりお話を・・・と思ってのメールだったのですが、すぐに電話をしてくれました。
内容的にはとても助かったのですが、チェックアウトがギリギリになりました(笑)
借金は可能だけれど、その場合は返済時に利子をつける必要があるとのことでした。
なぜ自分から借りて自分に利子を取られなければならないんだ・・・そういう気持ちは強いものの、住宅ローンが通らない以上はそれしか購入手段はありません。
裏を返せば、利子さえつければ借りられるということになります。
ですからその旨を不動産のお兄さんに伝えました。これで最終手段の確約が出来たわけですから、購入手続きを進めながら残された住宅ローンの道を探すことが出来るようになりました。
帰宅後は即作戦会議へ
旅行からは14時くらいに帰宅しました。最終日はいちご狩りを楽しみました。
帰宅して不動産のお兄さんに連絡すると、すぐにでも手付金を入れましょうということで、翌日に売り主さんとの顔合わせが可能かどうか聞いてもらう運びになりました。
そして売り主さん管理の不動産から承諾が得られたので、とんとん拍子に翌日、顔合わせと手付金の支払いをすることになりました。そこで急いでりそな銀行です。
支店長さんにすぐ手付金となる200万円の現金を用意してもらいました。
その後、不動産のお兄さんと一緒にファミリーレストランへ行き、長い作戦会議をしました。旅行から帰ってきたその当日にここまでの会議をするとは夢にも思いませんでした。
新築一戸建てや新築マンションとなると、もう少し融通が利く部分はあるのでしょうけれど、今回は個人の売り主さんがいる案件なので、とにかく早く売り主さんからの確約が欲しいのだそうです。
手付金の200万円を支払ってしまえば、売り主さん側が「やっぱり売りたくない」と言い出しても、その手付金である200万円と同額を支払わないとキャンセル不可能になるということです。
もちろん、私たちが「やっぱりやめた」となる場合は、この200万円がそのまま没収されるということになるわけです。
今後の流れを確認
翌日に手付金を支払うことで、後は残りの支払いと引き渡しということになります。
手付金の200万をサクっと支払って終わるのかと言えばそういうわけではなく、顔合わせ時に2時間くらいかけて色んな書類の読み合わせもするということでした。
2時間もかかるのか・・・
自分1人でも良ければいいのですが、今回は妻との連名で購入することにしたので、両名とも立ち会いが絶対条件でした。そうなると子どもも一緒に立ち会うことになります。
果たして何もないお堅い雰囲気の中で2時間も大人しくしていられるのだろうか。
いや、そもそもそんな場所に大人の都合で連れていくだけでもかわいそうだと思いました。
とは言ってもなんとか我慢してもらうしかないので、終わった後は大好きなガストでもジョナサンでも連れて行ってあげるからと言って頑張ってもらうことにしました。
手付金の支払いが無事に済めば、その後は支払いと引き渡しまでの間はそこそこ間が空いても大丈夫なようで、他銀行の住宅ローン審査等はその間に行えばいいとのことでした。
まとめ
たまたま旅行のタイミングで色々と詰め込まれてしまったので、自分でもよくわからないうちに色々と進んでしまった感じはありましたが、顔合わせさえ終われば休めるとのこと。
しかし裏を返せば、手付金を入れてしまえばもう後戻りは出来ません。
後戻りしたくなった場合は200万円をドブに捨てることになるのです。
この一晩、もう一度よく考え、夫婦で話し合おうと思いました。
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